じょにー

ダークナイト ライジングのじょにーのレビュー・感想・評価

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)
4.5
クリストファー・ノーランによるバットマン3部作のラスト。
前作の終わりから追われ続け、戦い続け、ボロボロになったバットマン。そこに暗躍し始めるのはゴッサムの街そのものを壊滅させようとする男、ベイン。

まずね、ワンカットごとの力強さが半端じゃない。些細なカットでも構図、音響、ライティング、アクション、カメラワークを突き詰めてるのがわかる。これも信念の成せる技か、、、。
これは前からですけど、バットポッドの横ブレーキがウルトライカしてて好きすぎる。マシンの進化も少年の夢って感じでアガるし。ちゃっかりクレインも出演しやがるし(上手いことポジション取りしてるっぽくて笑う)。あのウーマンのデザインの落とし込みにも唸る。

好きなシーンは色々あるけど正直、華々しい最終章!という感じではない。
長いし、立ち位置とか展開の運びが伝わりにくい。敵も地味。
でももう、そんなことどうでもよくなった。
終盤のセリフ。この3部作のバットマンの最後のセリフが、こんなに原点に回帰して、こんなに誰にでも通ずる言葉なのか。
思えばずっとそうだった。闇を描いているのにどこか王道で、栄誉に見向きもしないのにどこまでもヒーローを体現する。
だから好きになったことにやっと気付けたよ。