「ダークナイト三部作」のラストを飾る本作、"ライジング(邦題)"の名に恥じない圧巻のスケール。
終盤にかけての壮大さは、一瞬の退屈も感じさせない。
ジョゼフゴードンレビット演じる新キャラ、ジョンブレイクのかっこよさ。前作のデントとは違い、安心できる、信頼できる正義漢といった感じ。
脇を固めるマシューモディーンのキャラクターも好きになれる。
個人的には、アンハサウェイ、マリオンコティヤール、トムハーディのキャラが微妙。キャラのことを好きになる前に話が展開して行く感じがした。
ブルースはなんであんなアッサリ2人の女性を信頼したのだろう?
個人的に、前作でバットマンが出した答えと、本作での終着点にすこしギャップを感じた。
ダークナイトの終わり方が痺れるくらいカッコよかったのに、前半の展開的に、ブルースがいじけてるというか、クサッてるみたいな印象を抱いてしまったのが残念。
めちゃくちゃ面白かったけど、前作のような深みを求めてしまい、すこし肩透かしを食らった部分があるのも事実。