パットン大戦車軍団の作品情報・感想・評価

「パットン大戦車軍団」に投稿された感想・評価

kazu1961

kazu1961の感想・評価

3.8
「パットン大戦車軍団」
原題「Patton」
1970/6/27公開 アメリカ作品 2018-028
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
1971年第43回 アカデミー賞作品賞

フランシス・フォード・コッポラが、エドマンド・H・ノースと共に2冊の伝記から脚本を制作した事で有名な作品ですね。
ストーリーは、今時の映画じゃまずみられないインターミッション(休憩)を挟み丸々3時間かけて描かれる波乱に満ちたアメリカの国民的英雄の姿を描いたものです。それにしてもパットンの生き様はエキセントリックで偏執狂で、色んな顔をみせます。戦場にいないと精神の均衡を崩してしまうほどの戦争狂いであり、規律に厳格な軍人であり、それだからこそ、アメリカを勝利に導けたのかも知れません。
それにしてもパットンを演じたジョージ・C・スコットの演技は凄まじく、アカデミー最優秀主演男優賞を受賞し、「史上最高の演技の1つ」と賞賛されましたが、スコットはオスカーの授賞式を「肉のパレード」と呼んで受賞を拒否した逸話も有名ですね。
音楽、戦闘シーンも素晴らしい!!
あと、全く本編とは関係ないですが、パットン将軍のユニフォームがとにかくオシャレ!バーバリーのトレンチコートもステキな着こなしです。

第2次世界大戦のアフリカ戦線でナチス・ドイツ軍を相手に闘ったアメリカの名将、ジョージ・S・パットンの波乱に満ちた半生を、「猿の惑星」のフランクリン・J・シャフナー監督が映画化した戦争スペクタクル。パットン将軍をジョージ・C・スコットが熱演しアカデミー主演男優賞に輝いたが、これを辞退したことで話題になった。他にもアカデミー作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞など、1970年度の最多7部門を受賞。
1970年製作172分の大作ドラマ!

名作『ブラジルから来た少年』の監督作品だったんですね~

恥ずかしながら近代史に疎い為、軍人ジョージ・パットンを全く知らず………
ただ"戦争狂"という人柄に惹かれて鑑賞しましたw
「HELLSING」の少佐が好きなもので(笑)

そしたらもう冒頭から"圧"が凄い!!!
どデカい星条旗の前で、アメリカとは勝利とは軍人とは!と6分超に渡って語る語る!

そして始まる第二次世界大戦。
作品は1943年、チュニジアでアメリカがドイツに敗けた所から…

腑抜けとるぁ!
と、パットンは彼等を一から叩き直し、その後はあちこちで勝利を収めて突き進む。

しかし、とにかく口が悪いパットン。
砲弾神経症の兵士を、怪我してないのに何甘ったれてんだ、臆病者!と殴打し、しばらく干されてしまう。

やっとこさ前線に戻してもらえた彼は、コブラ作戦時に大快進撃を遂げ………



I love it more than my life

と、戦場をこよなく愛したパットン。
まさに戦争狂☆

ドイツの名司令官ロンメル元帥との闘いは見物でした!
彼がいる?と聞いただけで、思わずニヤリとしてしまうパットンw

詩を書き、歴史を学び、霊魂を信じ、自分は地球上の戦場全てにいたのだ…と語る彼の台詞には、疑いは一切無くて、とても力強い信念を感じました。

信長とかヒトラーとかと同じ匂いがするなぁ~


あ、途中から、愛犬ウィリー(ブルテリア)と行動を共にするのですが、この子が尻尾振りまくりのビビりちゃんで最高に癒されます!
移動中、何故か部下がずーーーーっとウィリーの耳を掻いてるのですが、気持ち良さそうにホゲ~としてて超可愛かった☆

実際は4匹連れていたそう!
萌え死ぬU^q^U


戦闘シーンは思ったより少なくて、パットンの失言暴言によるあれこれが印象的でした(笑)
いつの時代も、口は災いの元、ですね。
伝説の鬼将軍ジョージ・パットンの盛衰を描いた第43回アカデミー作品賞受賞。

ノルマンディー上陸作戦を描いた『史上最大の作戦』に引き続いて鑑賞。Dデイ以降に大活躍する将軍の話ということで時系列は同じ。
三度の飯より戦争大好き、パワハラまがいに軍規を律し、止め処なく問題発言を繰り返しながらも、歴史や詩を理解するロマンチストでもあるパットンのキャラクターは強烈なインパクトだった。アカデミー主演男優賞受賞も当然。
『ゴッドファーザー』監督のコッポラも脚本に参加しているからなのか印象深い名ゼリフも多いし、短いカットでも戦車などをつかってビシッと構図を決めてくる芸術性も素晴らしいが、3時間弱の上映時間が6時間にも感じられた。全体が何の芸もなくひたすらパットンのキャラクターを示すだけの2時間50分でしかなく、だらだらとしていて面白くない。というか退屈でしょうがなかった。
そして、英米が描くヨーロッパ解放はやっぱり信用できん。
Iman

Imanの感想・評価

4.0
これも良い作品。キャラがよく立ってます。
アメリカ陸軍軍人パットン将軍のWWⅡでの活躍を描いた映画。
死ぬほど戦争が好き と豪語するオヤジで、圧倒的な戦果を残してる。
一方で、独断的な性格や強烈な負けず嫌い、周りに対する配慮の無さなどで、度々周囲と軋轢を生む。

所々挟まれる戦争史の話が面白い。カルタゴ遺跡や、シチリアのメッシーナ、マルタ島防衛戦などなど
第二次世界大戦の連合国側の主要人物、パットン陸軍大将を描いた歴史戦争大作。戦争大好きロマンティストというヤバすぎるパットンのキャラクターを名優ジョージ・C・スコットが巧みに演じる。「MASH」や「キャッチ22」と同じ時期に作られた戦争映画で、ダイナミックな戦闘シーンが全編で展開されつつ、ハリウッドお得意の郷愁のムードは控え目になっている。ロマンと悲惨さが背中合わせになった戦争の矛盾がパットンの複雑な人格に投影されている。
2018.11.23 スターチャンネル(録画)(字幕)
rotten

rottenの感想・評価

1.1
寝落ち
冒頭、巨大な星条旗をバックにパットン将軍がジャジャーンと登場し、若い兵士に説教するシーンからしてギャグかと思った。

その他に於いても翼賛映画丸出しで、主演のジョージ・C・スコットの胸糞悪い権力者ぶりにとにかく辟易させられる。いつものアウトサイダー的な魅力がない。アカデミー主演男優賞を受賞拒否したのも何となく納得がいく。スコット氏が哀れに思う。

脚本はフランシス・フォード・コッポラだが、特に何のヒネリも無く単調な演出で権力志向のオヤジの「欲望解放区」としての戦場がダラダラ描かれる。独裁者を茶化したコメディとして見る分にはいいかも知れない。
MiYA

MiYAの感想・評価

3.5
戦争映画って「特攻大作戦」とか「戦略大作戦」とか似たようなタイトルのが多く、本作もその手の戦争アクションだろうと期待(?)したわけですが、むしろパットンというキャラ立ちしたおっさんの伝記映画という感じでした。戦闘シーンはあまり見るべきものがなく、放言して更迭され、有能だから現場に戻されたら、また放言で更迭され、というパットンというおっさんが面白すぎる。好戦的で、正直で歯に衣着せぬ物言いをする。こういう男は国家の非常時には役に立つのだろう(終戦して寂しく去っていく姿が印象的)。

ナチス占領下のイタリア、フランスを進軍しては市民に大歓迎される様子や、連合軍とはいってもアメリカ人のソヴィエト嫌いがそこかしこで描かれているところは、歴史映画として興味深いところです。
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