溶岩の家の作品情報・感想・評価

「溶岩の家」に投稿された感想・評価

Zealot

Zealotの感想・評価

3.5
ドラマ
やっぱりこの主役の女性かわいい。どのシーンも美しい。ペドロコスタがずっとフィクション映画撮ってくれてたら今どうなってたんだろうな。とりあえずこの作品は素晴らしい。
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

4.0
‪「溶岩の家」‬

冒頭、溶岩の描写。

老若男女のクローズアップ。リスボンの工事現場、1人の黒人男性が倒れ病院へ。ヘリ、夜の海、乾いた気候、ハンセン病、原風景な土地。今、意識不明の男と彼の故郷である大地へ、そして島へ向かう1人の女性の物語が映し出される…

本作は前作「血」に引き続きペドロ・コスタが描く冒険による長編2作目で、カンヌ国際映画祭を始め様々な映画祭で絶賛を浴びた作風で、

監督が言う破綻した冒険をこの度、初見したが土地柄が風光明媚過ぎて、こういったドラマを制作する中では抜群に効果を発揮している。

海を背景に逆光で撮られる男女の姿やこの土地に住む民族の集団を捉える画や、夜の撮影など陰と陽の美しさが混合していて、2つの美しさを味わえる。

それに窓からの自然光を浴びるショットが幻想的だ。

見渡す限り岩に挟まれた土地をただ歩くだけの描写で、感動してしまうのは何故なんだ…。

さて、物語は救急病棟の看護婦の女性は、工事現場で突如、倒れ昏睡状態に陥った黒人男性を看病し、ヘリに乗せ彼の故郷であるカーボヴェルデ島へと渡る。

到着後に彼女は島に住む人々の悲劇的な歴史を肌で感じ、目で見始めるのだった…と簡単に説明するとこんな感じで、ドキュメンタリー的な映像が混然一体とした映像には真実がある。

荒涼とし、渇いた大地の風景は哀しくも蠱惑的で、その褐色の肌を照り尽かす太陽光と肌の輝きが一種のアートオブジェを観る様な感動がある。

バイオリンによる演奏と共に女性と男性の葛藤が描かれる。

この独特の文化や方言そして歴史が発展して行く中に取り残された風土の記憶が余りに壮絶だ。

この映画はモノクロームの世界で見ても非常にいいと思う。‬

‪彼の作品には意表をつくカット割が多く、本作でもそれは炸裂していた。それにフレーム外に置くシンボリックな物達をカメラが移動した時に微かに映る演出も素敵だ。

数多くの先人の監督にインスパイアされたコスタの作品は新星監督にコスタ作を通してオマージュされる事を期待する。‪

フォトギャラリー的な傑作だ。‬
4

4の感想・評価

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ペドロ・コスタ×黒沢清×坂本安美トークショー
habtex

habtexの感想・評価

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終始イネス・デ・メディロスの肢体に惹きつけられる。期待していたものは何も手に入らない島で身体だけが疲れ果てるまで動いてる。
tokio

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3.8
Rec.
❶19.12.16,ndl
ムチコ

ムチコの感想・評価

4.2
好き。
夜の屋上で踊るのを少し遠くからぼんやり捉えるカット。横移動。聞き取れないクレオールの言葉。

序盤から、赤いミニドレスの若い女の子が無防備な格好でひとり異郷をガツガツ歩くシーンで、これ完全に『旅の終わり世界のはじまり』じゃんと思ったが、この日トークに来てた黒沢清は今回が初見だったとのこと。
異郷に放り出されるのが「若い女性」であることに対して、黒沢清が「自分のファンタジーを仮託している」というようなことを言い、そしたらペドロコスタが「《我々》のファンタジーです」と答え、あっ自分たちでもわかってるんですねと思った。
花園メリーゴーランド的な切なさがありそうでなかった
goodbye

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4.0
やっぱり夜のシーンがすごくかっこいい。
監督は、夜が多くなるのは私生活で映画館に入り浸っていたせいと語っていたが、その因果関係は良いなと思った。
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