溶岩の家に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『溶岩の家』に投稿された感想・評価

かねてより、いつかアフリカの大地で野垂れ死にたいとか考えていたから、このフィルムに刻まれた火山島の大地との邂逅におどろきを禁じ得ない。これはロッセリーニの『ストロンボリ』で露顕した崇高な威光とは根本…

>>続きを読む
mare

mareの感想・評価

4.0

イネスの存在感によって成り立っているような映画で、虚無的な表情を浮かべた人々の元へ訪れる彼女は看護婦の使命なのか、それぞれに救済を試みているように見えた。これも初期の貴重な劇映画なんだろうけど、1作…

>>続きを読む
火山噴火,建設現場,砂塵, ヴァイオリン老人,ギター踊り,ラジカセ踊り,焼酎,墓地,髭剃り

このレビューはネタバレを含みます

バイオリンのおじちゃんかっこいい
山を歩く人間をめっちゃ引きで映すシーンがいちいち山が雄大すぎた
ふぐ

ふぐの感想・評価

4.5
画面が暗くて何が起こってるのかわからないシーンが多かったが確信犯なんだろうか

音楽とか踊りとかで気を紛らわすにはあまりにも過酷な歴史が深すぎて…呪われた土地としか思えない暗さだった
映像がとても綺麗。構図がめちゃくちゃ写真的で、ずっと見ていられる!
火山から溶岩が流れ出す画で小田香監督を思い出したりもした。アピチャッポン的な要素もあるかもしれない。もう一回きちんと見たいなあ
q

qの感想・評価

-

生死の間で揺れ動く人間を見つめる、その身体にまつわる記憶や他者に触れる アピチャッポンにも感じられるそれらの要素が心地良かった 暗闇の中でぼんやりと照らされる身体の輪郭がこの映画の光に見えた 孤独で…

>>続きを読む
wong

wongの感想・評価

4.2

危篤状態の亡霊として生前の世界との境界が浮き彫りにされる。冒頭では血に出演していた女優が看護婦に襲いかかる。まるで腐敗した死者のように。ある街での慣習の中でリスボンからきた看護婦がさまよう。溶岩の山…

>>続きを読む
y

yの感想・評価

4.4

「映画に映し出されるすべてが実際にその地にあった」と、ペドロ・コスタ自身が語ったように、カーボ・ヴェルデ島に住む人々の独特な言葉や、習慣、気候、風土など、その現実的な生活と歴史を映画に取り込みながら…

>>続きを読む
a

aの感想・評価

-

映画の結晶に襲われたのではなく全てのシーンの結集に殴られた気分、ここまで圧倒するのか、画の持つ未知数なパワー、恐ろしい、ペドロコスタ制覇を決意。余談になるけどファーストイネスショットが破壊力抜群すぎ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事