そうだ。これ見たことあったんだ。
前もこんな気分になったな。ぽかーん。
問題がどんどんと山積みになってく中で、父子ともにそれを解決しようと思ってないし。それが映画のラストまで続いて、ついには逃げ切っちゃう。問題から目を背けて逃げちゃう映画。それが幸せになれない原因なのか、はたまたこの形こそが幸せなのか、どうなんだこれは！こんな話アリなのか！アリ！
自慢の診察室を密会に使われてたと知った時の気持ちはどんなんだろう。まっまく分からん。
自慢の叔父さんが、実は失敗してフロッキングしてたことを知った時の気持ちはどんなんだろう。まったく分からん。
ってかフロッキング！日本でもやってた！
分からない感情だらけの中で、１つだけ分かるものがあって、それはみんなが裏で嘲笑って自分を馬鹿にしてるんだって感じちゃう気持ちは、すごく良く分かる。
しかも、たみおの知らぬところですでに結婚は破綻してる。冷めてる大竹しのぶは怖い。テンションがダダ下がる一方。
そんなこっちの気持ちも知らずに、今は亡き母を追いかけてウフフフ〜ってしてる2人を見させられて、もう勝手にしてください！
柔らかい雰囲気で、よろしい感じのキャストで、なのにハートフルな毒映画。
3度目はもう良い。もう見たくないこれ。
似たような面々だけど、三木聡とゆう監督が好きなんだって実感できた。良かった。
