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ゴダールのマリアのtdswordsworksのレビュー・感想・評価

ゴダールのマリア(1984年製作の映画)
4.4
序章のミエヴィルパートがすごく好き。両親が険悪なムードにある食卓で眼球の外科手術の話を始めたり、熊じゃなく豹だったり、クスッとする。ラストカットのバルコニーのダンスが美しかった。少女の知性と躍動を描く序章があるからこそ、ゴダールパートが生きてくる。
少女の裸体を撮り尽くしたいと思ってマグダラのマリアが聖母になるまでの物語を翻案したゴダールの選択はスマッシュヒットだ。
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