けん

ゴダールのマリアのけんのレビュー・感想・評価

ゴダールのマリア(1984年製作の映画)
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ユジク阿佐ヶ谷にて
前半のミエヴィルのマリアは、可愛くておしゃまな幼女マリーの繊細な日常の話だった
Marieは並べ替えるとaimerというシーンは感心してしまった!

前半の幼女から、後半のゴダールのマリーは母性に溢れた聖女だったからそのコントラストがいい
超自然的な処女懐胎の大筋に、理系の授業風景が挿入されて、人間の存在=宇宙だっていう不可解ストーリー
イエスの母に選ばれたマリーが案外簡単に受け入れて、最後はママになるところが美しくて泣いた

人間劇はリアルなのに、詩的な余韻が残る作品
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