青山真治作品の中でも割と蔑ろにされてる感あるサッドヴァケイション。
俺は大好きです愛してる。
ここで描かれる歪な母性が蓮實重彦の象徴であるならば、かつて若き青山真治が光を反射する平面の先で目撃した…
コメディチックだけどめちゃくちゃ怖いラスト。
ユリイカ、Helplessで母親が不在だったの、むしろ救い何じゃないかとすら思う。
男は母性をどうしょうもなく求めるし、一人の孤独にも結局耐えられない。…
このレビューはネタバレを含みます
やさしさから生まれる残虐さとか、エゴから生まれる愛とか家族とか、複雑な感情を描いててすごいなぁ、、と思う。
そしてそれは、実際に自分らにも起きてしまいそうな感情の動きだとも思う。(もちろんヤクザとか…
石田えりの存在感
これに尽きる。
作品自体はあまり好きになれない。よく言われる「毒親」だと思う。一見、母性的で包み込んで居るように見せるが、子供を私物化してるようにしか見れなかった。
憎くて仕方ない…
再見。浅野忠信が高良健吾から鉄パイプを奪い取り、その頭部を殴りつける瞬間のミディアムショットからロングへのアクションつなぎは、蓮實重彦『映画時評2012-2014』の書評にて青山真治自身が言うように…
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