ポルりん

ナスティ・ガールのポルりんのレビュー・感想・評価

ナスティ・ガール(1989年製作の映画)
2.2
■ 概要

原作者であるアーニャ・ロスムスの体験にもとづき、ナチス時代の故郷の歴史を調べようとするドイツ娘の半生を描いた社会派ドラマ。


■ あらすじ

『カトリック協会が強大な力を持つドイツの小さな町ピルツェン。
名家に生まれ育ったソーニャ(レナ・シュトルツェ)は、少々変わり者だが聡明な少女である。
全国論文コンクールで一等賞を取ってパリ旅行に招待されたソーニャは、次のテーマを「ナチス時代の我が町」に決め、資料捜しを開始した。
やがて彼女は、1934年発行の新聞で二人の教会関係者がユダヤ人商人を告発したという記事を見つける。』


■ 感想

勘違いした正義感に燃え上がった女性を描いた話なのだが、全ての行動が空回りしているようにしか見えない。

日本にも極左や極右といった固定観点に縛られた可哀想なアホ共がいるが、本作の主人公もかなりそれに近い。
私が最も嫌悪する人種だ。

本作を観て、「京都朝鮮学校公園占用抗議事件」をイメージした人は私だけではないはずだ。


物語やキャラクターも酷いが、映像もそれに負けず酷いものとなっている。

はっきり言って下手糞でセンスがない。

下手なら下手で大人しく正統的に撮影すればいいものだが、変に実験的なものを撮影している。
勘弁してくれ・・・。
ポルりん

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