★5.0 +アルファ!
自分、なんだかこの映画がトラウマになりそう、、 傑作であるのには間違いないけどっっ。
でも、何故かまた観たくなってる自分もいる。
ガチ目に号泣させられた。ティッシュが大量に消えてった。三十分くらい悲しみが消えなくてずっと泣いてた。こんな人生なの嫌だな。鬱すぎる、、
もちろん"あの"チャーリー・カウフマンだからわかってはいたけど、日本版DVDのジャケットは完璧に詐欺すぎる笑笑
なんなん?この"クスっと笑えながらもほっこり心温まる奇妙なドラマ"的な印象操作は?!!
これは、哀れにも程がある孤独な中年男の"死"までを描いた、シュールでちょいと陰鬱なトンデモかつクレバーな映画ですから!!
正直、この映画の一片、一片が一体何を意味するのか、全てはわからないけども。
たぶん本作は現実を描いたっていうよりも、現実を作者であるチャーリー・カウフマンを通して描いた世界観での幻想的なお話なんでしょうね。
幻想的なんだからパッと理解できなくて当然。ファンタジーだから、そこには裏の意味がある。
こんな難解で狂ったストーリーのなかでも、普遍的に理解できるようなピースが、最後に繋がっていく作りになってるんだろうな。
あんまり細かく感想を書こうとでもしたら、支離滅裂で胸が苦しいような文章になってしまいそうなので心にしまっときましょうかねっ。
どうやら人生賛歌を描いた物語のようだけど、自分にはまだそこまで解釈できる余地がないっぽい。
こういう映画こそ、しばらく年月置いてから観返すのが面白そうね。
もし自分に子供ができたとしたら、この映画だけは絶対に観せたくないかもしれんな、、笑