みむさん

感傷的な運命のみむさんのレビュー・感想・評価

感傷的な運命(2000年製作の映画)
3.5
長尺は気にならなかったし、見やすい。
アサイヤス作品でいちばんバジェットがかかった作品だって。

戦時下の壮大なメロドラマかな?と予想してたけどちょっと違う。牧師でありながらポリーヌと運命の出会いをしたジャン、戦争の傷、周囲の目、ビジネスなど障害のなか二人の様子を中心に章立てで描くドラマだった。若き日から老いまで。時の流れはいろんなものを変えるけど二人はどうだったか…。みたいな映画に見えたな。
若き日のシャルル・ベルリングが爽やか、エマニュエル・ベアールもとても魅力的。

いちばんびっくりしたのはミア・ハンセン=ラヴが出てたこと。

もしやアサイヤスと知り合ったのはこの映画(2000年)かな?と思ったらこの前の「8月の終わり、9月の初め」らしい(本人がトークショーで言ってた)