HarukaFukuda

帰らざる河のHarukaFukudaのレビュー・感想・評価

帰らざる河(1954年製作の映画)
3.0
ゴールドラッシュに湧く田舎町が舞台。暗い過去を隠し静かに生きる男と久々に再会した息子、そのふたりについていくことになった女がインディアンから逃げるため川を下る。

マリリン・モンローといえば、男がいてやっとはじめて存在価値が見出だせるような、セックスシンボルの役が多いけれど、ここでは自立した女性を堂々と演じているのがとても印象的。
確かにほんのりセクシーな場面はもちろんあるけれど、冒頭の酒場で歌うモンローから、ラストでしっとり「帰らざる河」を聴かせるモンローまで、とても魅力にあふれていました。
デニム姿のまた似合うこと。

ただ、オットー・プレミンジャーといえば「ローラ殺人事件」や「バニー・レークは行方不明」など隠れた秀作があり、ヒッチに匹敵する当時のサスペンスホラーの演出手腕はお見事。
そういった映画とはかけ離れているので、そのイメージを期待する人は注意です。

そしてこれを見てから少しロバート・ミッチャムブームに。この印象的な顔に惹かれてしまうよね。