まあよくある、
功を焦る無能な上官の下で、それに反発する部下が軍紀違反に問われる話。
なわけだけども、
主人公が野蛮すぎて共感できぬぁい!!!!!
酔っ払って無茶苦茶する!
勝手に人の家に入り込む!
上官の妻を無理矢理奪おうとする!
挙げ句の果てには素直に自分を受け入れない上官の妻を殴る!
行動原理には理解できるとこもあるけど、
あるけどさ…
あの酔い方だけはダメだろ!!
結果、
いくらどんな行動をして、
いくら何を言っても響かないんだよなあ。
むしろその板挟みに遭うリオーダン大尉が有能でいい人過ぎて泣く。
現場を知らないララミー砦の将軍にまで悩まされて大変すぎだろ!
テーマ的には、
「文明化」を軸に猟師という半未開人が文明に馴化していく様、
ってのを描いてるとは思うんだけど、
全部中途半端!!
娯楽作としては起伏があってそれなりに楽しめるけど、
残るものは無いよなぁ。
最後にジェドを軍曹に登用するのも含めて、
リオーダン大尉の人間性がいちばんの見所だと思うわ。