だい

シャロン砦のだいのレビュー・感想・評価

シャロン砦(1955年製作の映画)
2.0
まあよくある、
功を焦る無能な上官の下で、それに反発する部下が軍紀違反に問われる話。
なわけだけども、

主人公が野蛮すぎて共感できぬぁい!!!!!

酔っ払って無茶苦茶する!
勝手に人の家に入り込む!
上官の妻を無理矢理奪おうとする!
挙げ句の果てには素直に自分を受け入れない上官の妻を殴る!

行動原理には理解できるとこもあるけど、
あるけどさ…

あの酔い方だけはダメだろ!!

結果、
いくらどんな行動をして、
いくら何を言っても響かないんだよなあ。


むしろその板挟みに遭うリオーダン大尉が有能でいい人過ぎて泣く。
現場を知らないララミー砦の将軍にまで悩まされて大変すぎだろ!


テーマ的には、
「文明化」を軸に猟師という半未開人が文明に馴化していく様、
ってのを描いてるとは思うんだけど、

全部中途半端!!

娯楽作としては起伏があってそれなりに楽しめるけど、
残るものは無いよなぁ。

最後にジェドを軍曹に登用するのも含めて、
リオーダン大尉の人間性がいちばんの見所だと思うわ。
だい

だい