このレビューはネタバレを含みます
よくわからない話だったけれど眠くなることもなく飽きずに見られた。それにはストラビンスキーの音楽の表現力によるところも大。青い目のルドガーハウワーが、イケメンに見えたりショボく見えたり、若く見えたり老けて見えたり。相手の女性もオバサン的な女性と、対照的に少女みたいな人と。舞台フランスなのにイタリア語がメインの言語だから、イタリア映画なんですかね。
お金の相場がわからないので、どのくらいの価値のお金を所持しているのかがわからず、そこが結構致命的だった、のかどうかもわからない。
青い服のテレーズがどこかで見た泰西名画に描かれていそうな少女だったけれど、誰のどの絵なのかはわからない。リジューの聖女テレーズは、実在した有名な守護聖人らしい。
あの大雨が降る場面はどうやって撮ったのだろう?
ヨーゼフ・ロートの同名小説が原作らしい。