あでゆ

裸の銃を持つ男のあでゆのレビュー・感想・評価

裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)
1.5
ベイルートでソ連、中近東、アフリカ列国の極秘会議が開かれ、合衆国へのテロ攻撃という結論が出された、その時、奴等を打ち倒すロマンス・グレイの男が現れる。彼の名はフランク・ドレビン。勇猛果敢で知られたLA市警の警部。帰国した彼はホッケン署長からノードバーグが麻薬密輸の捜査中に撃たれ、死にかけとも言うべき危篤状態にあると聞く。財閥の総帥ルドウィグを怪しいと睨んだドレビンだが、ジェーンとの運命の出逢いが待ち受けていようなど知る由もなかった。

『黄金銃を持つ男』のパロディ。しかし思いの外007自体よりも他の映画のエッセンスが加わりまくっていたような気がする。
基本的にこういったコテコテのアメリカンコメディを楽しむ素養がないので、あまり笑えなかった。
しかし古臭いドタバタギャグだったり、「ゲイに襲われたんじゃないか?」みたいなことを言えるギャグセンスは今の時代にはないなあと勉強になる。

とはいえ、オープニングのパトカーのサイレンを使った演出はハイセンスで今見てもオシャレ。かなり建物の中を通ったりと車体が細かったけど、一体何だったのだろうか……?
また、情報を聞き出すために渡した金が最終的に戻ってきたくだりは正直ちょっと笑った。
評価が難しいが、テンポが良く短尺だったのが救い。
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