蟬丸

荒野の七人の蟬丸のレビュー・感想・評価

荒野の七人(1960年製作の映画)
4.0
長期休みなど劇場ばかりで観るような時期になると、ゲオで過去の名作を借りてきてバランスを取ろうとする獣が自分の中にいる。その内なる獣がセレクトしたのがこの西部劇の中でも最も有名な作品、「荒野の七人」。そんなわけで観始めて数分、妙に既視感があると思ったらこれ観たことあるわ。そういえば高2の一時期になんか西部劇にハマった時期があったんだった。その時にしっかり観てたんだった。いやでも2回目でもしっかりおもしろかった。7人も出てくるのに全員のキャラが立っていて印象に残る。30〜40人のクラスでも2、3ヶ月くらい経てみんなようやくキャラが立ってくるのに、2時間程度で7人のキャラが立つのはすごいと思う。だんだん仲間が集まっていく感じもめちゃくちゃワクワクする。展開も西部劇ビギナーが思い描きがちのような単純なものではない。これ観る前に「七人の侍」も一緒に借りて観ようとしたんだが、レジで「動作不良起こしてるので一旦預かります」って取られたのでまたの機会になりそう。
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