芋けんぴ

荒野の七人の芋けんぴのネタバレレビュー・内容・結末

荒野の七人(1960年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

初見時、金に執着していたハリーの死がやたら印象に残った。はじめこそクリスの正義漢を疑い、村を助けようとするその真意には何かどでかい報酬があるのではと、クリスに付き合っていたハリー。

村に宝がないとわかるや最終決戦を前に離脱するが、クリスの危機に戻ってきて、被弾する。

「なぁ、本当は財宝があるんだろ?」

死に際にクリスに聞くハリーのセリフが僕には別の意味に聞こえた。

(なぁ、俺は村のやつらに同情して、ほっとけなくなったから戻ってきたんじゃないよな?俺は宝のために戻ってきたんだよな?どでかい財宝のために死んじまうんだよな。仲間や村のためじゃなくて……)

そんなハリーに対し、クリスはお前の言う通り宝があると嘘を言ってハリーのアウトローとしてのプライドを守ってやる。

でも観客はわかってる。ハリーが本当はどんな人間だったか。