やすのり

荒野の七人のやすのりのレビュー・感想・評価

荒野の七人(1960年製作の映画)
3.8
 「七人の侍」へのオマージュは「マグニフィセント7」より多く感じる 三船敏郎さんが演じたキャラを用意したり、戦い方もほぼ王道ガンファイト、長槍の使い手をナイフに替えたくらいか、ここはM7でもそうでした 村の娘を隠すところ、七人の侍では男装させてましたね 娘といえばロマンスの部分も描いてました、キスを求めているような瞳で見上げる女の人の表情は美しい…話がそれました😅
 悪党どもとの戦いは、仕掛けや罠等はほぼなくオールガンファイト!ここは西部劇に徹してました 黒沢監督が西部劇に影響を受けて「七人の侍」を制作しているようで、持ちつ持たれつということでしょう
 俳優さん Sマックウィーンはもうカッコいいのは当たり前!銃の扱い方、走る馬に、飛び乗るシーンにホーっ!
Cブロンソンのオライリーよかった 子供達に、毎日辛い仕事をしてお前達を守っている父親の方が自分よりよほど勇気がある‥と諭す 渋い!
 花を手向ける子供達のシーン お前らのせいだぞっ!って気持ちをぐっとこらえました

 お馴染みのメインテーマ!
これは、マグニフィセント7の方が断然よかった! 壮大感や音質 時代の差があるのは仕方ないのですが…
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