三角

グリーン・デスティニーの三角のレビュー・感想・評価

グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)
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結局映画、爽快アクションがあれば満足できるのか⁉︎俺は…と思った。
本作視聴を決めたのはアカデミーの結果を受けてではなく、女性描写が優れている作品との紹介を最近見かけたからである。その評価通りとても見やすい稀有な作品であった。男女平等それ以前に無性別という感じ。みんなブカブカの服着てて男性は変な長髪だし時代劇というよりは漫画のファンタジー世界、または別の惑星のよう。時代背景なのか当時の文化なのか、嘘過剰中国文化表象なのかはわかりません。しかしイイ!と思った。嘘でもいい!過剰でいい!マジカルアジアンでもいいよ!🥺憧れられるから!この世界に行ってみて〜!になれるから!
それでも貴族の娘が主人公である以上、最低限嫁入りの問題、家同士の人身取引に差し出される問題が登場するのだがそんなもんは序盤でうちやられ、まるで些事とでも言うように長尺回想パートがはじまり、砂漠での壮大な騎馬ロマンスになる…何?
その後も家の問題はほぼ顧みられることなくひたすら様々なシュチュエーションでのアクション、アクション、アクション。三幕構成がまったく感じられないストーリー展開。普通に考えたら悪い父親をぶっ殺すストーリーかな〜?と思うじゃん、何?この…悪い父親ぶっ殺して欲しかった。とは思うものの爽快アクションがあれば全てOKになってしまう〜90年代2000年代ファンタジーor SF andアクション映画LOVE!なの多分映画の原体験だから…映画をみはじめたころテレビ放送されたりレンタルビデオ屋で借りれる10代序盤が見たがるイケてる作品がそれらだった。あの頃観なかったが、今はじめて観ても、まるで観てきたかのような謎の愛着が自動付与される。Forever LOVE…
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