今日10月4日は
作家、ミュージシャンなどの顔を持つ【辻仁成】さんのお誕生日。
ということで第2弾!
2009年 『サヨナライツカ』のレビュー
この作品の原作小説を辻仁成さんが書いていて、当時の奥さん中山美穂の主演で映画化!
余談ですが
私は個人的にみぽりんが好きです(^^)
子供の頃におもちゃのマイク片手に歌ったりしてたの〜
そんなわけで、久々にみぽりんが見れる!しかも相手役は西島秀俊!
どっちも好き( ´艸`)
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「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトとにわかれる」
舞台は1975年 タイ・バンコク
婚約者との結婚を数ヶ月後に控えている豊がバンコクに赴任するところから始まる。
そこで豊が出会った、謎の美女沓子。
妖艶で大胆な美女。
こんな女が目の前に現れたら…拒めるか!?
当然無理なんです(^^;
男ってやつは…って思いつつ
この2人、お互いに情熱的に惹かれあっていく…それは、バンコクの灼熱のムードがそうさせているのか…はたまた…
どんどん溺れていく豊…
しだいに2人の関係が危険なモノになっていく
(私も西島さんとあんなことやこんなことしたい〜(;´Д`A おっといけねっ)
豊の婚約者も結婚式を控えバンコクへ
そして、別れ
からの再会がまた切ない。
これは
25年間一人の人を…一つの愛を…
ただ『愛した』ことを胸に、それで生かされた人の話しなのかな?とか
映像はその時その時の2人を生々しく表現されていて
逢瀬を重ねる2人もまた
狂おしいほどに互いを求めている様が…そして、相手の幸せを願って、相手を想って…
昼顔など、不倫は文化だとは私は思わないけれど、話題になる昨今。
これは不倫ではない。
でも…結婚する間際に運命的な出会いをしてしまう…それってある話し。
昔、結婚する前に
忘れられない人、忘れられない恋をしておくといいよって言われた事がある。
それがあるから、長い結婚生活を乗り越えられるんだそうだ。
辛い時に思い出しては、また頑張ろうと思えるんだそう…
私はまだ結婚してないからアレですけどね(^^;
出会ってしまったら最後、頭では分かっていても愛さずにはいられない…
心が、体が、狂おしい程に相手を求めてしまう…
そんな2人が長続きするわけもないのだけれど…
だからこそ、お互い別れを選び別々の道で自分を保てる場所に行ったけど
それでもどこかで気持ちは当時のあの場所にある。
そんな大人のラブストーリー。
最後に
「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトとにわかれる」
あなたはどっちだと思いますか?