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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還のJJのレビュー・感想・評価

4.0
言わずと知れたシリーズ完結編の劇場公開版。(見放題欄記載のディズニープラスで観られるのは特別編ブルーレイ版ではないかと思う)
「隠し砦の三悪人」を元ネタにした有名なスピーダーバイクのチェイスシーンや戦闘シーンにおける大迫力の特撮にはもちろん度肝を抜かれるし、繊細な映画的表現によるキャラクター達の心理描写が非常に良い。(分かりやすい例えで言えば、暗黒面に誘われる主人公ルークの服装の変化や照明の当たり方等に注目して頂きたい)
終盤は別の場所3カ所で展開される戦いをテンポよく見せる見事な編集。
音楽はお馴染みの壮大なスコアに加えて、ポップ調の楽曲や民族音楽調の曲もあり新鮮に楽しめる。
恐らくシリーズ史上初めて賛否が分かれた作品で主に初登場する小さいテディベアのような見た目の原住民イウォーク族(なんとベトコンがモチーフ)に批判が向けられたと思う。確かに突拍子もない登場だが、小さい物が巨大な物に戦いを挑むというのは本シリーズで繰り返されるテーマであり、そういう意味ではスターウォーズらしい展開であると思う。
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