いも

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還のいものネタバレレビュー・内容・結末

1.4

このレビューはネタバレを含みます

初見流し見。
話の顛末は気になったけど、もう5のツッコミで疲れてたから流し見聞きしてた。
結論から言うと、スターウォーズの功績は世界観と美術。
宇宙船やデススターの外観など、巨大建造物のスケール感。素晴らしいインスピレーションを授かった。
それ以外は普通。

なんだよ、ベイダー親心出すのかよ。結局父子の絆ものかよ。ガッカリしたわ。皇帝はなんやったんww

掘り下げ---
‪嫌い、怒り、嫉妬、悲嘆、そういう負の感情に徹底的に向き合って原因を解消していくのがフォ一スの暗黒面を乗り越えるジェダイの思想じゃないの?
それには物凄い胆力いるから、それ乗り越えた奴は確かに強いと思うけど、大して説明なかったわ。
単純に脅迫をはねつけるだけでいいのね。
怒りを燃やせと言っても、怒りにも善の効能はあるのに、雑な括りだよな。

逆に、怒りを食わせて恐怖と憎しみで支配するのが皇帝で、その支配はかなりうまくいってる。デススター2個目作れちゃう支配力。機内で反乱が起こる余地もなさそうだし。
現代の西洋文明と全く同じやり方だし、それを風刺してる。
でも変なビリビリ攻撃で終わっちゃうんだな、残念。
その辺もっと深めてたら興味持てたかも。
娯楽映画だから分かりやすい勧善懲悪でないと理解できないのはあるのか。

ん?もしや二元論なのか?正義VS悪のような、単純な図式か?だから偏りと偏りのぶつかり合い?正義の力と悪の力?
ならしゃーないね…感情の極端なプラスマイナス値乗り越えて中庸になる話じゃないなら、こうなるわな。
‬時代だな。この解像度がウケるし、単純構造の方が大勢が理解しやすい。だからヒットする。
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当時見たら夢中になれたかもしれない。
それはきっと一つの世界に夢中になれて、長く暖められる素晴らしい体験だっただろうさ。
でももう、今なので。
いも

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