まっどまっくすこーじ

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーンのまっどまっくすこーじのレビュー・感想・評価

3.8
日本原産SFロボット厨二病ドッカンドッカンゴチャゴチャイェー‼!映画シリーズの3作目。

今回もマイケル・ベイの≪ベイヘム≫炸裂の映像が楽しめますが、お話が無駄に長い‼

今回も軽くスベりながら強引にオチをつける漫才のようなお話の展開なのでストーリーはすぐ忘れてしまいます(笑)

人物描写も浅くてドラマに深みはないので、見所はやはり圧倒的なVFX映像ということになります。

前作まではトランスフォーマー達がデカい割りにはスケール感が限定的でしたが、今回は特に後半にシカゴが舞台になってからは本格的ディザスター映画になります。

なんとなく「アベンジャーズ」でのNYのシーンを思わせるシカゴのシーンですが、「アベンジャーズ」より本作のほうが1年早い公開なので、これは斬新な大都市でのバトル描写と言えると思います。
(ただしアクションは「アベンジャーズ」の圧勝ですが…)


登場人物は主人公のシャイア・ラブーフ君はそのままですが、恋人は代わっており(前作までの彼女はラブーフ君を振って別れた設定)、新しい彼女役はロージー・ハンティントン=ホワイトリーが演っております。

ロージーといえば「マッドマックスFR」でワイブスの一人としてイモータン・ジョーの子供を身籠っておりましたが、私生活においては、あの映画界で最もイケてるハゲスター、ジェイソン・ステイサムの子供を産んだことで話題になりました。

それからレギュラー組としてはジョシュ・デュアメルが前作より更に存在感が薄まったことでそのデュアメル君の部下だったタイリース・ギブソン(本作では軍を離れてますが)がやっと存在感を出していて嬉しかったです(笑)

そしていつも美味しいところを持っていくジョン・タトゥーロが今回も面白い‼
この人がいるから、全体的にしょうもない話でも面白く感じられるんだよなぁ(笑)

今回はゲストキャラにフランシス・マクドーマンドとジョン・マルコヴィッチが出てるんですが、よくもまあこんなSFロボットアクション映画の皮を被ったコメディ映画に出たなぁ…と思ったら、二人ともどうやらお友達のタトゥーロに誘われて出たようです(笑)

あと、劇中のテレビ画面に昔の「スター・トレック」が映るんですが、それは本作の重要なトランスフォーマーキャラの声優を演っているレナード・ニモイさんへのリスペクトなのでしょうね🎵


そんなこんなで良くも悪くもマイケル・ベイ節てんこ盛りの本作ですが、このあと更にもっとマシマシになっていくので乞う御期待でありますww😅
(いや、普通の方はもうお腹一杯になっているに違いない…笑)