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デンスケの宣伝狂のjunのネタバレレビュー・内容・結末

デンスケの宣伝狂(1956年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

デンスケというと大宮敏充演じるデン助を連想してしまうがこちらはかつて毎日新聞に連載されていた漫画「デンスケ」の映画化で主演はフランキー堺。当時日活で多く共演していた市村俊幸も出演し、夢の中のミュージカル風シークエンスではピアニストでもある彼らしい演奏姿が見られる。また澤村國太郎が精神病院から抜け出したキチガイという今ではNGであろう役柄で登場し暴れ回るほか、精神病院内のシーンでは踊り続ける、走り回る、薄ら笑いといった一昔前のイメージの患者描写も出てくる。そしていつもは和服の老女といったイメージの田中筆子が洋服姿で気の荒い会計課長役で出てくるのは面白かった。
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