りほこ

いま、会いにゆきますのりほこのレビュー・感想・評価

いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)
4.5
日本の映画で、(ひねくれ者の私が!)こんなに素直に泣ける映画は初かもしれないレベルで感動しました!!
大学1年の時音声ガイドのボランティアを始めたばかりの頃、お試しでこの映画の冒頭だけ聴きました。その時、卵をフライパンで焼く音が雨の音に似ていることに気づきました。それから何数年、やっと本編を観ることができました!もっと早く観ればよかった本当に。

さて本題です。アーカイブ星に行ったお母さんにはを"雨の時期"に戻ると信じる息子と、妻がいなくなりだらしない生活をしつつも息子のために一生懸命頑張るお父さん。

初めは記憶がなくてもだんだん記憶を取り戻し、妻として女性としてもう一度家族に愛を注ぎ込みます。個人的胸キュンポイントは一度だけしたデート。駅のホームで寒いねって言って同じポケットに手を入れるシーン。ど定番だけどやっぱりいい❤︎
なぜか2人は急展開で結婚。"とても好きだけど、この人に自分は釣り合わない"と"この人で大丈夫。きっと幸せになる"の気持ちが合わさって、夏のひまわり畑で、2人は愛を誓う。

そしてなんといってもラストシーン。わかっているお別れを迎える辛さは計り知れない。将来にわたって愛する人が幸せであるように、いま自分にできることをする。残せるもの全てを残してあげたい。

"もしこの道を選ばなければ、早く死ぬこともなかったかもしれないし、もっと違う人生だったかも知らない。でも私はこの人生を選びたいと思った。きっと幸せになると信じた"
"あなたのために私たちは出逢ったのかもしれない。"って将来子供に伝えてあげたくなるような素敵な出逢いはあるでしょうか(笑)そんな奇跡の重なりが、今の自分に繋がっていると考えると、すごく素敵なことだなぁ。アーカイブ星はこの繋がりを絶やさない為にあるものかもしれない。

親子と夫婦と、家族の愛すべき姿を見る事ができました。真夜中にいい涙を流せてよかった(笑)