大正浪漫3部作のこちらは初見
別に竹久夢二の伝記映画ではないので、そもそも夢二を詳しく知らないと、あちこちの台詞や映像が理解できない作品らしい
それでなくとも物語が順番に語られないのでやっぱり途…
画竜点睛という言葉は竜の画に瞳を入れること、転じて最後の仕上げを成す意だ。そして、今作で夢の侵食に苛まれる画家・夢二(沢田研二※1)にとっての竜の瞳とは即ち「振り返った顔」である。
映画の冒頭、人…
大正浪漫3部作の3作目。
冒頭、当時は屋根の上で布団を干しているんやなぁ〜と思ってたら、夢二役の沢田研二さんが女郎役の余貴美子さんの背部から股間に手を回して押し歩いてるシーン。これは何故か笑えた😁…
いくつかのシーンは、どこかで切り取られたのを見たことがあり、イメージ映像のような映画なのかと思っていましたが、思ったよりストーリーもありました。
沢田研二も毬谷友子も存在そのものが様式美といった感じ…
鈴木清順監督ならではの遊戯的な映像美や色彩感覚が存分に楽しめるが、同じ大正三部作に数えられる『ツィゴイネルワイゼン』や『陽炎座』に比べると時代の流れゆえかそれとも監督の心情の変化かドラマに緊張感がな…
>>続きを読む