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西城家の饗宴のmingoのレビュー・感想・評価

西城家の饗宴(1951年製作の映画)
4.0
これは丁寧に観ると鈴木英夫の映画術が満載だ。傑作ではないが、良き古き家族像を描いた50年代における「海街diary」だよこりゃ。
逗子は実家近いから今でもたまに行くけど、駅前の雰囲気は当時からあってほっこり。菅井一郎の名演技と、名脇役殿山泰司の出番の多さと、清純派若山セツ子のヤンチャ倒立が見どころか。それにしても和製ヒッチコック鈴木英夫の引き出しの多さに驚くが、本作は新藤兼人の脚本によるところが大きいか。後年の傑作「悪の階段」久しぶりに観たい、、、
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