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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャーのRyuのレビュー・感想・評価

3.9
第二次世界大戦中の1942年。青年 スティーブ・ロジャースは出身地を偽造しながら何度も軍に志願するが、小柄で身体が弱いことから不合格となっていた。そんな時、偶然出会った戦略科学予備軍SSRのアースキン博士に見出されたスティーブは「スーパーソルジャー計画」の被験者となる。実験は成功し、スティーブは筋骨隆々な超人兵士となる。

MCU第5作目。
アイアンマンやソーとは違い、スティーブ・ロジャースは根っからのヒーローって感じの人ですね。でも身体がそれに見合ってない。序盤のヒョロヒョロのクリス・エヴァンスがめちゃくちゃ違和感ありました。小柄な人が演じて、後でCGでクリス・エヴァンスの顔を貼り付けたって感じでしょうね。ヌルヌル動いていてなんか気持ち悪かったです(笑)。実験後に筋骨隆々なクリス・エヴァンスが出てきた時の安心感たるや。
今作はキャプテン・アメリカ誕生の物語ということで、話は全て第二次世界大戦中のものとなります。トニー・スタークの父 ハワード・スタークがけっこうしっかり目に登場しており、スティーブや軍と協力します。スタークの技術力があるので、戦時中と言えど、めちゃくちゃハイテクな武器とかも登場します。これがまたクール。スティーブが助け出した連隊と一緒に戦うシーンとかアツいんですよねー。
キャプテン・アメリカという名前も、衣装も、スティーブの性格も。Theヒーローって感じで、結局こういうのでいいんだよ っていうカッコよさを感じました。
ラストのカーターとのやり取りも切なイイ。これはスピンオフの「エージェント・カーター」も観たくなってきます。
サブタイトルでファースト・アベンジャー とついてる通り、今作そのものがまだまだ序章って感じがしました。まぁMCU最初の方は全部そんな感じですが、次でいよいよアベンジャーズが揃うってことで、いよいよって感じがします。
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