マツヲ

4人の食卓のマツヲのレビュー・感想・評価

4人の食卓(2003年製作の映画)
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雰囲気はめちゃくちゃいい
序盤から薄暗く、奇妙な事が連発する

昔の記憶がない主人公
不思議な雰囲気を纏ったミステリアスな女
2人とも共通する事は

「見えるはずない子供の霊が見える」

ということ

そこから2人の過去や状況が明らかになっていく…
というものなんですが如何せん難しい。

正直結局何が言いたいのかピンと来なかったし
話を理解しようと必死で疲れた。
とは思うが所々のシーンやセリフは秀逸で、子供が無惨にも潰されるシーンや飛び降り自殺の女性と目が合うシーンなんておぞましい。

猫を抱いた仲良くもない同じマンションの住人も気味が悪い。

全体を通して良質な暗さ、怖さを持ってる作品だと思う。

「雨乞いは祈れば雨が降ると信じる者がする
しかしその村で傘を持って雨乞いに参加したのは子供1人だった」

このセリフめちゃくちゃ皮肉きいてるんですけど、どこかハッとさせられて好きなんですよ。
マツヲ

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