風雲のチャイナの作品情報・感想・評価・動画配信

「風雲のチャイナ」に投稿された感想・評価

欧米人が変なメイクで中国人役をしているところが気になるせいもあり、なかなか物語に入り込めませんでしたが、中盤で作品のテーマが明確になってからはまあまあ楽しめました。キャプラ本人は気に入っていたようですが、他の作品とはちょっと違ったテイストの異色作だと思います。
群衆の様子とか照明の使い方とか結構良いと思ったシーンもあったんだけど、ポール・ムニが主役の大地以上に中国人に見えない中国人が出てくる度に萎える、惜しい映画。

しかしこういうレンタルとかできないけど買うのは躊躇われるって映画が国会図書館とかにあると出費が抑えられて非常に助かる。
atsuman

atsumanの感想・評価

2.2
将軍に違和感しか感じなかった。
ゆこ

ゆこの感想・評価

3.0
知識と教養のあるイェン将軍があんなに箸の使い方が下手なわけないだろう...!!
No.66[いやぁそんなんじゃ宣教師は負けないでしょ] 40点

スタンウィックの無限の気高さと美しさを魅せたキャプラでもキャリア初期の地味な作品。アメリカ人宣教師の白人妻が中国人将軍に助けられて籠の鳥にされるという話である。西欧の押し付けがましいキリスト教布教を中国人にも行うというわけでそこらの映画と変わり映えしないんだが、今回は洗練された中国人将軍を前に浅薄なキリスト教武装が負けるという構図になっている。確かにこの時代にしては新しいんだが、あまりにも単純化しすぎていて結構寒い。宣教師なら"信じた人が裏切りました"ってくらいじゃ負けないぜ。もっと聖愚の極地まで行ってくれよ。将軍が自死を選ぶという超皮肉なラストは良いけど。

しかも、そこに中国人との恋愛要素みたいなの持ち込んで終結させるのも気に食わない。身を固めていたキリスト教的な信心が崩されたら惚れちゃうんすか。それは、彼が西欧的に"洗練されていた"から?そもそも、なんで信心の内側に貞操が入ってるんすか。

こんなセリフが印象的だった。"何千年という歴史のある中国を君たちは一夜で変えようとする。そんなこと出来るはずがない。生きてるだけで幸運と思え"ほんまこれって感じ。信じるものは個人の自由だけど、それを他人に押し付けるのは勘弁してほしいし、土足で他国に乗り込んで(しかも見下して)押し付けるのはもっての外でしょう。
どなべ

どなべの感想・評価

3.0
情勢の不安定な当時の中国に滞在している女性が、"不本意にも"中国人の将軍に気に入られるという話

ポリコレ一辺倒の現代より彼らのアジア人に対する正直な気持ちが垣間見えて嬉しかったし、中国人の将軍役の人がアングロサクソンぽいのも面白かった

ちなみに多分全部セットだったので、当時の中国が見られると思ってはいけない
三四郎

三四郎の感想・評価

4.9
バーバラ・スタンウィックはため息が出るほど美しい。キャプラ監督はアカデミー賞を狙ったこの映画のヒロインにどうしてもバーバラを起用したかったのだろう。その気持ちよくわかる。まさに適役。

中国人男性とアメリカ人女性、粗野な男としての中国、宣教師で女神であるアメリカ。通常のメロドラマの記号としては、国を表す男女が逆転しており(普通、侵攻、宣教する側の方が男。例:『支那の夜』)珍しい組み合わせとなっている。さらに主題も実にユニークで現代の作品として観ても奥深いが、1930年代初頭の作品として観ると尚更優れているように思える。
実際にはかなり無理のある設定で矛盾があり破綻しそうでしない筋だ。いや、88分の映画にしては内容が複雑であり、消化不良を起こしかねないし、批評家から言わせると消化不良だと言われ突けば突くほどボロが出る可能性の高い作品だ。逆に88分で終わらなければいけなかった作品でもあるだろう。
なんといっても見どころは、前半から誇張されている通り、粗野であるはずの中国人イェン将軍が実は洗練されており、キリスト教を信じる女神であるアメリカ人女性バーバラが、最終的にはアメリカ人宣教師の婚約者ではなく、中国人の将軍を選ぶという当時のハリウッドではあり得ない筋。
すなわち粗野な中国を宣教師として啓蒙しに来たはずのアメリカが逆に感化されるという図式になってしまっているのだ。勿論、そうなるまでにアメリカ人女性バーバラの「人を愛し信ぜよ そして許し給え」というキリスト教的訓えがあり、中国人イェン将軍はそれに感化された結果愛すべき人間になったのではあるが、バーバラがイェン将軍に信じるように言った中国娘は見事に彼らを裏切ったのだし、結局は中国人イェン将軍が正しかったとも言えるのである…。

イェン将軍の豪邸でバーバラがベランダの椅子に座り目を瞑るシーン。彼女の夢の中の幻想は単純ではない。心理分析が必要だ。なかなか興味深い演出で、この時の彼女の気持ちを映し出そうとしたキャプラ監督の趣味がよく理解できる。血も涙もない恐ろしい男だと思い憎みながらも、いや、だからこそ一方で彼の洗練された教養ある誠実な部分を敏感に感じ取り見つめてしまい惹かれるのだ。
よって彼女を襲うのもイェン将軍で彼女を救いに来るのもイェン将軍。交通事故後のバーバラの科白からもわかる通り、最初の出会いから、彼女は彼の中にある洗練された誠実な部分を感じ取っていたのだ。もともとが心の綺麗な者同士なのだから二人が惹かれ合うのは当然のことだ。最終的に、バーバラがイェン将軍に惚れたことにより、肉体的に滅びゆくイェン将軍は精神的には救われたと言える。

「何千年もの歴史がある中国を君たちは一夜で変えようとする そんなことできるはずがない 生きているだけでも幸運だと思え」実に深い名科白!1933年の時点でわかってるじゃないか!日本も欧米諸国も中国を甘く見過ぎ、見誤ったなぁ…。

冒頭から中国人に対する偏見甚だしく、欧米人の中国に対する蔑視に、同じ東アジアの人間として、思わず拳を握り締めたが、最後まで鑑賞し、感嘆感激感涙!さすが名匠キャプラ!
しかしツッコミどころ満載の映画だった笑笑
シャンパンは百歩譲るとして、桜じゃないだろう!中国は梅だろう!イェン将軍は桜の木が好きだった…って笑
イシ

イシの感想・評価

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まぁねー色々しゃーないっすよーこの時代のキャプラですから~~ってキャプラファンだから許してしまう系の映画だよよ
てぃだ

てぃだの感想・評価

2.2
キャプラの中でも割と幻に近い作品とは聞いてたけど、彼のかなりのファンとかじゃないならほっといていいかな。彼にしてはいまいち残らなかった。
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