キャサリン子

ツナグのキャサリン子のレビュー・感想・評価

ツナグ(2012年製作の映画)
3.7
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「ツナグ」。
ガンで逝去した母に会いたいという頑固な息子、事故で急死した親友に尋ねたいことがある女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員など、さまざまな依頼人の願いをかなえる“ツナグ”。
それぞれの想いを抱えた一夜の邂逅を綴ったファンタジー・ドラマ。


辻村深月の小説を実写化した作品。
原作のファンなのですが、これはこれで良かった。
今回で二度目の鑑賞ですが、同じところで泣きました。

亡くなった人に再会できて良かったね!の一言では済まないエピソードもあって、色々考えさせられました。
橋本愛パートと佐藤隆太パートは切なかったな…
残された方もつらいけれど、わだかまりを抱えたままだったり大切な人を遺して亡くなっていくというのは本当につらいだろうな。


大切だと思う人には常にちゃんと気持ちを伝えていこう。
この作品とは違い、亡くなった人はもう二度と会うことはできないのだから。
キャサリン子

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