Kafka

ツナグのKafkaのネタバレレビュー・内容・結末

ツナグ(2012年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

優しい気持ちになる映画。終始感動で泣いてた。

ラストのあゆみのおばあちゃんへの言葉、考察が優しかった。自分もあんな優しい考えのできる人になりたいな。


作中、エンディングにヘルマン・ホイヴェルスの詩が挟まれてるのも良かった。この映画の哲学なんだと思う。


この世の最上のわざは何?

楽しい心で年をとり、

働きたいけれども休み、

しゃべりたいけれども黙り、

失望しそうなときに希望し、

従順に、平静に、おのれの十字架をになう。

若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても、

ねたまず、

人のために働くよりも、

謙虚に人の世話になり、

弱って、もはや人のために役だたずとも、

親切で柔和であること。

老いの重荷は神の賜物、

古びた心に、

これで最後のみがきをかける。

まことのふるさとへ行くために。
Kafka

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