じょにー

ラリー・フリントのじょにーのレビュー・感想・評価

ラリー・フリント(1996年製作の映画)
3.8
アメリカならではの映画。
Eノートンとコートニーラブが特によかった。
Eノートンはハルクをやってた時と印象が違いすぎて最初誰かわからなかった。
イライラしてるんやろうなぁとも思うし、それでいてラリーの手助けをしてしまうところもアランの性質が垣間見える。
振り回される彼に共感を寄せた。

ラリーフリントの反骨精神はすごいなと。
癇癪持ちもあるんだろうけど屈しない強さがはっきり出ていた。
ラリーとアルシアの在り方は良いなぁと思った。入浴中に喧嘩しながらも愛の囁きに変わっていくシーンとか。
ヤク中でエイズ、精神も崩壊している、ある種の寄る辺なさと夫への愛が滲み出てて、その妻を失ったラリーの悲しみ、失ったことで見えた自分の生き方、今までと違う戦い方をして最後の裁判を乗り越えるシーンは胸がすっとする。

アルシアの最期も含め、入浴シーンが印象的だった。2人の愛の深さ。
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