かっちゃん

ラリー・フリントのかっちゃんのレビュー・感想・評価

ラリー・フリント(1996年製作の映画)
4.7
主人公のラリーが言いたいのは「一般的に言うとふざけているが、ふざけていてなにが悪い?」って主張でしょう。確かに「一般的に」言うとふざけている。しかし、そのことを許すか、許さないかは最重要なテーマである。例えば、真面目なのにファッションにこだわっていてはいけないとか、障がい者なのにクラブミュージックを聴いてはいけないとか、言われたら極度に腹が立つ。性の問題もそれと同じこと(いや、それ以上か)で、ポルノ雑誌で卑猥なことを想像することぐらい、僕らの若い頃もしゃかりきあっただろう。そういう行為が、度を過ぎているか、いないかなんて、誰が決めることだろう?どんな宗教家だって、生きているんだから、きっと心当たりがあるはずである。人は変態でなければ、なんらかの病気であるはずです。もし仮に悪趣味でない人があったとしても、悪趣味な人を罪として裁いていいのか。私もそれはいけないことだと思っています。「絶対に」趣味の範囲内であれば、全て許されると思います。それを許さない限り、人類の自由など、ありえないのです。