たーぼーん

ある映画監督の生涯のたーぼーんのレビュー・感想・評価

ある映画監督の生涯(1975年製作の映画)
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もの凄く分厚いのはあるけど、溝口監督の生涯とか作品を手っ取り早く紹介する様な丁度いい書籍がないなと思ってたら、この映画がかなりその役割を果たしている。
75年に作られたのは、本当にタイムリーな時期だったのではと思う。それより早過ぎたら喋って貰えない事が多かったかも知れないし、遅かったら皆さんほとんど亡くなった訳だし。永田雅一が出ていっぱい喋ってたり、、、
終盤は田中絹代の独壇場だけど、今見ると全身小説家の瀬戸内寂聴ぼく思えてしまった。