ペットとして飼われていたワニが下水道に捨てられ、研究所が不法投棄していた成長ホルモンによって巨大化し、人々を襲うというパニック映画です。
古い作品ではあるものの、なかなかに面白く、続編を視聴したいと思わせる内容でした。(きちんと2がありそうな終わり方です)
冒頭で、とある家族の娘がワニをペットにしますが、その父親が娘に内緒でトイレに流すのはなかなかぶっ飛んだ設定です笑
(そのおかげ?でワニはすくすくと成長するのですが・・・)
なお、娘についてはきちんと伏線回収のようになっているので、それに気付いたときは、なるほど!と思うほどです。(個人的には予想しておらず、それが分かったときは思わず唸ってしまいました笑)
本作ではCGは使用せず、一部シーンで本物のワニが出演しているため、それらシーンは迫力があります。(これらは特に良かったところです)
ワニがとある豪邸に侵入した際、お約束のように人々を襲いますが、逃げ惑う人々が、いきなり空中に飛び出したりする様は一見の価値ありです。(このシーンがなくても普通に本作は面白い、と言えるのですが、想像を超えた飛び出し方でした笑)
作品は古いので下手なCGがなく、わりと丁寧な作りだと思うので、古い作品というだけで篩には掛けず、一回は視聴することをおススメします。