ししょう

月下の恋のししょうのレビュー・感想・評価

月下の恋(1995年製作の映画)
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学生時代にドはまりした映画で、この映画を皮切りにケイト・ベッキンセイルという女優に惚れて主演映画を、次々にみた時期がありました。
作風はというとかなり陳腐(チープ)なホラー映画、と言って差しつかえない作風で、イギリス洋館系ホラー+エロティックポエジー、といった風です。完全にネタバレですが、一言で言うと「めちゃくちゃ綺麗な美人とエッチしたら実はゴーストだった」という話しですね。
とは言え、映画における映像的象徴とはなにか?ということを、突き詰めたような映画で、非常に詩的な仕上がりです。揺らめく炎、突然起こるつむじ風、なぜか揺れているブランコ。こうしたイメージの体系的な連なりで物事を語っていく文学性に当時惹かれていました。
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