ZAKK

アンヴィル!夢を諦めきれない男たちのZAKKのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ホントはあまり興味のない映画だったんだけど、まわりの評判があまりにもいいので、とりあえず見てみる。ヘヴィメタルってのも、なんだかアレだし、ドキュメンタリーってのも苦手だし。。。

のっけから、メタリカのラーズだのモーターヘッドのレミーやスラッシュ、アンスラックスとか、すごいメンツがアンヴィルのスゴさを語る、へぇ、そんなすごいバンドだったんだ、名前も知らなかったけど。

で、スクリーンに現れたのはボーカルのリップス、見た目ただのおっさん。長髪を束ねてフードデリバリーの仕事をしてるところなんか、ミッキーロークのレスラーそっくり、いやな予感。。。

ところが、時間が経つにつれ、どんどん彼の言葉に引きつけられて。。。

30年間、ひとつの事をやり続けてきた事もすごいけど、何より曇りひとつない彼のその言葉のひとつひとつが、素晴らしすぎる。50過ぎでアルバム制作費200万円も工面できないオヤジ、お金を作るためにテレアポの仕事を始めるものの、3日と続かないオヤジ、そのどれもが美しく汚れのない彼の言葉で語られてゆく。

いろいろと「レスラー」とかさなる部分が多いんだけど、真実のみの持つ美しさが、当たり前だけど違いすぎる。もちろん家族の支えとか、ドラマーのロブとの友情とか愛情とか。。。ケンカして仲直りするところなんて、ヤバすぎるくらいイイ。

ヤバい、ホントにラストは涙が止まらなかった、思わずパンフレットを買ってしまった。CD買おうかな?