あまり人物描写をせずに淡々と、半ば強引に話が進んで行くのは「昔の映画」を感じる。奥深さを感じないが説明臭くないのが良いと言えば良い。物事の結末が、予想に反するのはいいが「何で?」というシコリは残る。が、「世の中何でも良い方向に行く訳ではない」と、映画の「当たり前展開」に行かないのは面白いと思った。
中学生の時、斉藤由貴さんのファンではあったが、「歌手」としてのファンで演技はあまり観ておらず、今更ながら出演映画をポツポツと観始めている。イイ歳になってしまってからの『中二病』再発ですね。。。
エンドクレジットにテーマソング「ORACION -祈り-」が流れなかったのは驚いた。