【食えない婆さんと美人客室乗務員】
BS録画にて。
前半は空港を舞台にしたグランドホテル様式の映画ですが(その点で「予期せぬ出来事」や「ターミナル」とも似ています)、後半は一転して・・・
色々な人物についてのエピソードが出てきますけど、やはりこの映画ならではの特筆ものは、食えない婆さん(ヘレン・ヘイズ)。
空港勤務のジーン・セバークや、客室乗務員のジャクリーン・ビセット、また問題客の妻モーリン・ステイプルトンなど、他の女優陣の健闘も光ります。
特にジャクリーン・ビセットは私好みの丸顔美人なので、画面に釘付けとなりました。嫁さんにしたい(笑)。
男優のほうですが、二大男優のバート・ランカスターとディーン・マーティンが、いずれもイマイチの感じです。活劇じゃないからかなあ。何か、役に合ってない感じがするんですよね。或いは印象が薄いと言うのか。
しかし、筋書の展開はよくできていて、二時間強、まったく退屈せずに見られる佳作になっています。