主人公を定めず、いろんな人物にスポットを当てた「群像劇」の手法を取っている為、人間ドラマと同時に空港内で起こっているトラブルなどの全容が掴みやすい。
パニック映画と群像劇は非常に相性が良く、その後のパニック映画ブームでもしばらく群像劇スタイルが続く。
ついでに群像劇だと有名スター達が一つの映画に集結する為、一粒で何度も美味しい♪
しかしその分、各キャラクターの「そこまで本筋に関係ない設定(情報)」が多くなったり、長尺になったり中だるみする危険もあり、また、登場人物が多いほど一人一人の掘り下げが甘くなる欠点も同時にある為、この形式が好きではない人もいるだろう。
「グランドホテル」や「大空港」が楽しめる人は、70年代のパニック映画はご馳走続きですよ〜♪
あ、そうそう!この映画の画面分割演出、大好きです!w
無賃乗車おばちゃんもいい味出してるし、神父やシスターなどのちょい役ですら楽しい☆