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パリ、恋人たちの2日間のchunkymonkeyのレビュー・感想・評価

パリ、恋人たちの2日間(2007年製作の映画)
2.0
この映画そのものがどうだこうだというより、もし女性の多くがこの映画に共感しているようなら、世の中恐ろしいというか独身が正解と思わざるを得ない(笑)。
女性は自分の気持ち・主張は頑として押し通し、男の気持ち・主張は適当にあしらい反発されれば甘い言葉とキスで受け流す。ジャックが「まるで自分は生ける大人のオモチャ扱いだ」と怒る場面があるが、この言葉はあの場だけでなくマリオンの恋愛観そのものを象徴している。
ポスターには「大人の恋」とあるが、カップルたるもの親密さや一体感のもと程度の差はあれ自分の気持ちと同様相手の気持ちも大切に思うものだというのはナイーブな考えなのだろうか。
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