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風が吹くままのnatsumiのレビュー・感想・評価

風が吹くまま(1999年製作の映画)
3.7
白とアイボリーの土壁に、絵の具で描いたような青い窓と扉をつけた小さな家が立ち並ぶ村。<色彩>に関しては、今までありそうでなかった、とっても魅力的で好みな映画だった。

自然に身を委ねて「生」のための営みを素朴に重ねる人々、動物、風景と丁寧に触れることができる作品。
対比的に描かれる、携帯電話の機械音と、それが鳴った途端に電波を求め慌てて高台に向かう(都会から訪れた)主人公の行動もポイント。

※ただし途中で何度か眠くなる。
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