風が吹くままの作品情報・感想・評価

風が吹くまま1999年製作の映画)

THE WIND WILL CARRY US

製作国:

上映時間:118分

ジャンル:

3.8

「風が吹くまま」に投稿された感想・評価

どこまでも続く金色の草原。
ほこり舞う乾いた道路。
谷に溶け込んだ青いドアの並ぶ白い村のちりひとつない路地。
真っ白な昼間と小さな明かりの灯る夜。
ただそこにいる村人と家畜。
風の音、生活の営みの音、家畜の声。

美しいものが溢れていた。
る

るの感想・評価

-
ユーロスペース
sai

saiの感想・評価

3.8
記録。
yukorin

yukorinの感想・評価

3.5
物語が進むだけが映画なんじゃないんだなぁって思った。
そこに人が生きてて日常があって
文化や習慣がある。

村に向かう映画の始まりからして

「迷ったかも、、、」
「十字路に出てクネクネ道だぞ」
(クネクネ道ばかりやがな笑笑)
「一本木が目印だ」
「一本木ばかりだぞ」
「人に聞こう、止まれよ、、、、止まれって、、、」
「一本木ばかりだぞ?どれだ?」

なんかもう、、、笑笑
ドキュメンタリーみたい

そして道案内の少年はこれが近道だと言ってロッククライミングするような道を案内する笑笑
「これは大変だぞ」と言うと
「自分が選んだんでしょ」と言う笑笑

取材する都会のせわしない流れと
この村の人々にあたわった毎日の
時間のコントラストもある。

家と街の作りが芸術のよう✨✨✨
岩を彫ったの?石膏で固めたの?
街はいったいどうなってるの?
あら、ここがお墓なのね?

携帯電話が鳴るたびに
高いところに急ぐ様子は滑稽だ笑笑

乾いた空気の時間のながれの中で
リンゴのシーン✨
カメのシーン✨
フンコロガシのシーン✨
そして最後の流れていくシーン✨

計算してるんだとしたら⁇
何日かけて撮ったのよーー(泣)だし、
偶然だとしたら神✨だし、

こんなに力を抜いた
まるで日常のひとこまを
つなぎ合わせるなんて✨✨✨

日常の習慣
生と死
カメラや携帯電話と田舎暮らし
コントラストがあるのに
風は吹くまま✨✨

なのかな、、、
見始めは特にドキュメンタリーと錯覚して見てしまう。計算し尽くされてるだろうカメラワークなので、だんだん物語として自分の理解が追いついていく。
「死は最も残酷だ、こういう美しい世界が見れなくなる、神が私達に授けてくれた素晴らしい世界がな」と話しながら金色の麦畑(?)の中をバイクで走るお医者さんの言葉を聞いて、自分もせっかく生きてるんだから、もっとこういう映画のような美しい風景などを見に行きたいな〜と。
その次の場面の夜から朝にかけた家並も綺麗だった。
しを

しをの感想・評価

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キアロスタミ作品における風は神聖なものとして描かれる
なむ

なむの感想・評価

3.8
風景が絵になってて良すぎる
ドキュメンタリーみたいに自然な感じ
柔らかな白い背景に青い扉が印象に残る
風景と詩は似合うモチーフ
映画を見終わったあと、ここで他の人はどんなことを思ったんだろうとレビューを読みながら作品の余韻に浸っていると、画面いっぱい黄金色をした麦畑を走るバイクのシーンが望郷的に頭に浮かんできてキュンとした。キアロスタミ監督の映画は反芻すると仄かに多幸感が広がる感じ。素晴らしい。
緩くて曖昧な雰囲気を醸しつつも、しっかり起承転結と物語が展開されていて、作品の世界観がじんわりと染み渡っていく感じ。ずっと大切にしたい映画の1つ。素晴らしかった。
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