オープニング。
荒涼とした丘陵地帯をランクルがノロノロ走る。
「桜桃」風味で、キアロスタミの指がパチンと鳴るのが聞こえると、123で催眠状態に。
ふんわりとミステリーが提示されるも、先は急がない。…
のんびりした映画
都会で生きるせかせかした仕事人間と
田舎で生きるのんびりとした生活を営む人間の対比
まあどちらがいいかは人それぞれだし、
育ってきた環境の違いもある。
田舎で育ち都会に憧れ出て…
生と死について考える。
ただ、自然の摂理であり、身を委ねるがまま。
この広大な土地で豊かな自然に囲まれて生活している人たちの方が生きているように見える。
主人公はたとえ仕事であれ人の死を待ち侘びるの…
電話がかかってくる度に電波を求めて丘の上まで行く撮影待機で滞在中の男
取材対象と内容が内容なだけにいつまでかかるのか予測不能
うん、そこ墓地だね。
亀に八つ当たりはひどい
気候や衛生面もあるから…
撮ることへの反省性があるように見えた
shootとも呼ぶし、大島渚も撮ることの暴力性を言ってて有名だけど、葬式の様子を撮るシーンの一方的に写しとるカメラのみっともなさとか、車窓とか髭剃りのシーンのメ…
やっぱりジグザグ。
何もないこのジグザグ風景がやっぱり良い。
しかし、携帯で話すときは高いところに移動する。不便。
(携帯が繋がることに驚くのだが)
そんな不便なところに葬式の珍しい風習の撮影を…
(C)1999 MK2 PRODUCTIONS-ABBAS KIAROSTAMI