たけちゃん

深く静かに潜航せよのたけちゃんのレビュー・感想・評価

深く静かに潜航せよ(1958年製作の映画)
4.0
7が誕生日なんで、ラッキーナンバーなんだ


ロバート・ワイズ監督
主演クラーク・ゲーブル、バート・ランカスター



水曜日にお届けシリーズ「潜水艦映画にハズレなし」
今日は「深く静かに潜航せよ」を紹介します(^-^)

そして、今作は同時に、春に向けてゆったりレビューのシリーズ「娯楽映画で振り返る太平洋戦争」も兼ねています(。・ω・。)ゞビシッ!!





あ~、面白かったなぁ。
フィルマではスコア低めですが、面白いです!

日本海軍が相手なので、船団や駆逐艦が撃沈されるのはいい気持ちではありませんが、戦時下のことですので、敵も味方もどちらにも正義はありません( `ω´ )
娯楽と割り切って観てください( ˘ ˘ )ウンウン

また、アメリカ海軍の潜水艦が主人公なので、アメリカ贔屓に描かれているのもスルーしてくださいね~(^-^)



原題は「Run Silent, Run Deep」なんですが「深く静かに潜航せよ」っていう邦題がすごくいいですよね~。原題もいいんですが、これはすごくセンスのいい邦題( ˘ ˘ )ウンウン




監督は巨匠ロバート・ワイズ
「サウンド・オブ・ミュージック」や「ウエスト・サイド物語」で知られますし、同じ戦争ものでは名作「砲艦サンパウロ」も撮っています。それらに先んじて撮影されたのが本作です。僕は潜水シーンの撮影に、すごくセンスを感じましたよ( ˘ ˘ )ウンウン



第二次世界大戦下、魔の海域と恐れられた豊後水道を舞台に、アメリカ軍の潜水艦と日本海軍の駆逐艦が激突。

原作はエドワード・L・ビーチ海軍大佐の実体験が元になっています。




艦長のリチャードソン中佐役にクラーク・ゲーブル。いぶし銀の艦長でしたね~。太平洋戦争初期、映画冒頭で乗っていた艦が撃沈され、その復讐に燃える役柄です。そのために艦長が負傷して退艦したナーカ号の艦長に無理矢理就任し、日本海軍の駆逐艦「秋風」との対決を目論むのです。

「潜航、潜航!」
来る日も来る日も潜航訓練
乗組員は訓練に疲れ果てます
艦長の目的はなんなのか?
そして、迎える初戦闘と勝利
しかし、その後、艦長が出した命令はコースを豊後水道へと向けたものだった……



副長のブレッドソー大尉にバート・ランカスター。若くてカッコイイ。なんとなく雰囲気はヴァン・ダムに似ていたなぁ。あと、分からないかもしれませんが、副長のイメージは新スタートレックのライカー副長に似てました( ˘ ˘ )ウンウン

リチャードソン艦長が来なければ、自分がこの艦の艦長になる予定だったので、複雑な立場ですね。部下の信任も厚いようで、間に挟まれ悩みます。それでも、立場をわきまえ、艦長に従って行くのですが……


艦長と副長の対立があるので、どうしても「クリムゾン・タイド」を思い出しますよね。でも、展開は全く異なります。どんな結果になるかは、映画を観てくださいね!




それにしても、戦闘配置に着く時、ピンナップガールのお尻をタッチするのが、いかにもアメリカ兵って感じでした!日本軍人なら、絶対にそんなことはしませんよね
( ˘ ˘ )ウンウン


加えて、日本兵の「ヤッタ、ヤッタ、テキシンダ」って……、日本海軍の軍人がそんなセリフは言わんやろ~(T_T)




なかなかよく出来た潜水艦映画でしたよ。これもハズレませんでした(。・ω・。)ゞビシッ!!