多分初鑑賞は劇場だったと思う…確か…。というわけでBDで再鑑賞。
マーベルのスーパーヒーローがなんかいっぱい集まるやつ。
マーベルスタジオ製作の映画は全てマーベル・シネマティック・ユニバースという世界観を共有していて、それぞれのヒーローに焦点を当てた単品の映画があるんだけど、このアベンジャーズはそれが集まった集大成的な、ファミコンジャンプ的な、大乱闘スマッシュブラザーズ的な、仮面ライダー大戦的な、プリキュアオールス(略
つまりスーパースターがいっぱい集まったすごい作品だってこと。ヘヴィメタル的には「ヒア・アンド・エイド」ってとこか。
公開前から「日本よ、これが映画だ。」っつー文字通りの煽りでものすごい話題になっていたわけで、とりあえず観に言ったわけだけど「アイアンマン」と「インクレディブル・ハルク」しか観てなかったからあんまり分かんなかったよね。星条旗のおっさんとかトンカチのおっさんとか。
まあ漫画で見たことあったから設定は知ってたけど、それでも映画ではやっぱり設定が変わっているわけで、ちゃんと観るべきだったなと思いました。
と、いうわけで全部観てから観たわけなんだけども、クソ面白いっすねこれ。
1人ずつでも個性と魅力がたくさん詰まったヒーローなのに、それがたくさん集まるなんてそりゃもう大変なことなわけですよ。
具体的にどう大変かってとみんな性格に問題ありすぎて全然まとまんねえ。
一番の年長者(氷漬けになってた人は除く)で唯一まとめ役ができそうな弓矢のおっさんは敵に操られちゃうし、リーダー格の片方はクソ頭固くて融通が利かないしもう片方は適当すぎて倫理観の欠片もないような人だしチームとして終わってる。
まあそれがどういう風にまとまっていくかってのがこの映画なわけですよ。
で、まあもちろんまとまるんですけど、まとまったら今度はもうアクションシーンがクソかっこいいわけですわ。それぞれに見せ場がきちんと用意されてるのがいいね。
一人一人能力が違うからみんな一緒にぐっちゃぐちゃに戦ってても映えるわけですよ。しかもその能力を組み合わせて新しい技作っちゃったり。
「ぼくのかんがえたさいきょうのヒーローたち」をめちゃくちゃ金かけて観てるようなもんだよね。
アクションシーンがズバ抜けて評価出来るけど、ストーリーもスーパーヒーローあるあるながら陳腐な感じに仕上がってないのがいい。
まあとりあえずこれ観てから「すげー!」ってなって他作品観るでもいいし、きちんと順番通りに他の作品観てから観るでもいいと思うよ。おすすめです。
あ!それとエンドロールは最後まで観ろよ!