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魂のジュリエッタの映画ファンのレビュー・感想・評価

魂のジュリエッタ(1964年製作の映画)
4.2
15年の結婚生活を迎えたものの夫ジョルジオが寝言からカブリエラという若い女と浮気していると思ったジュリエッタは不安から探偵を雇ったりスピリチュアルな集会に参加して焼かれる天使の夢を見ていく映画
当時妻だったジュリエッタ役のジュリエッタ・マシーナにこれを演じさせるフェリーニは凄いなと思う
虚構や過去と現実や現在の混在はフェリーニの前監督作である8 1/2を彷彿させるものが多々みられる、終盤のジョルジオが家から出ていきそれまで流れていたサーカスのテーマをはじめとした明るめの音楽が止まりジュリエッタの心情を表すかのような静粛が印象的
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