優勝から遠ざかっているシカゴ・カブスの熱烈なファンのヘンリー(トーマス・イアン・ニコラス)は地元の少年チームのお荷物。おなさけで試合に出してもらったもののミスの連続で、挙げ句に腕の骨まで折ってしまう。ところが、全治4ヵ月の怪我から回復した彼は160kmの豪速球を投げられるようになっていた。早速カブスに投手として入団、12歳のメジャー・リーガーとなる。そしてチームはついにワールド・シリーズ出場を決める。
スタジアムにカブスに応援に来ていたヘンリーが相手チームのホームランボールを外野席からホームベースまで返球。これに目をつけた球団がスカウトするという夢のような設定。
ほぼ全てのキャラクターがに主人公に合わせて子供じみた性格。『ホーム・アローン』でお馴染みのダニエル・スターンがやり過ぎなくらい暴走している。
優勝決定戦のマウンドに挙がったヘンリーの最後の一球が良かった。